ガブリエル アンフォー 誘惑
アメリカのお話、夫はこれから来るであろう自然災害に備えて田舎の一軒家を買った。引っ越していくとそこには親の代からの管理をしていたメキシコ人がいた。家畜を買い薪をたいて昔ながらの生活を家を修理しつつ暮らしていた。不動産屋から買ったのだし出て行けといい、彼は納屋小屋で暮らす。都会では普通の夫もここでの生活ではやったことないことばかりでなかなか妻に良い所が見せられません。かといってメキシコ人にたのみたくもないし。そんな折、アメリカ北部に大規模な災害や放射能汚染そしてテロが蔓延します。水も電気も電話もライフラインの来ない一軒家で彼女を残して夫は食料調達に出かけます。風呂にも入れずに夫を待つものの空腹に耐えきれすメキシコ人の使用人に近づき一緒に生活し始めます。戻ってきた夫はとても苦労した様子でしたが彼女と使用人が仲むつまじくしているのが面白くありません。ついに喧嘩になりますが使用人は銃でおどして彼らを追い出すのです。妻は本当に使用人とは何もなかったのですが夫は信じません。何も口にするものがない彼ら。不満が募り、彼女は空腹に耐えられずに使用人に交渉に行きます。夫に完全に裏切られた気持ちで。フラフラの彼女はお風呂に入った後、床磨きから家事をやらされます。沢山こき使われますがそれは、奴隷のように厳しいものでした。そして食事も皿ごと投げられる形。トイレ掃除の際にどうしてとくってかかりついに彼女は疲労のあまり倒れます。看病する使用人。そして彼女は彼の逞しさや優しさに好意を抱きはじめるのでした。元夫も奴隷のように家畜の世話を焼きます。食べるもののろくに与えられない彼に同情し彼女は覚えた料理を差し出します。2人の男性の間で揺れる女心。そんな折り、彼女は身ごもりました。どちらの子か分からないといい彼らを困らせます。そこへ3人の生活を脅かす強盗が入ってきました。2人の男性が力を合わせて彼女を救います。物語は終わります。将来都会的な男性が無力になるそんなサバイバルな時代になるかもしれないと考えさせられました。まるで戦争に負けた途端に使用人が暴徒にでた昔のように・・。食欲を満たすために働くそんなシンプルな生活、実は大変だけれども人間の基本的なとても尊いことなんじゃないかなぁ。このお話はすごく可愛そうな例ではありますけど。
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