昨日・今日・明日その1
ソフィアローレンの3部作でイタリアのそれぞれの都市の女性を描いています。1話目は貧乏子沢山というか、貧乏故に家賃が払えず滞納金により家具の差し押さえに裁判所が来た際に近所の人が家財道具を持出して難を逃れました。しかしその後、警察がやってきます。しかし彼女は第2子を妊娠中でした。妊婦は出産後6ヶ月までは逮捕が延期されます。彼女は暗くならずにまた次の妊娠をするのです。繰り返される妊娠出産に子どもは6人にもなっていました。旦那さんはついに次の子作りに頭が痛いと実家に帰ってしまいます。一度は旦那の友人とそのために関係しようと思いますがやはり旦那さんを愛しているのでそれは出来ませんでした。旦那を愛しているが故についに出頭するのです。子どもを2人連れて。ご主人はじめ町の人が協力して彼女の保釈や家賃分のカンパ集めをします。家賃滞納の金額はタバコを売って稼いでいる彼女には到底支払えないほどの髙い額でした。彼はカンツォーネで現状を伝えます。安心する彼女。マスコミや新聞社も協力しついに世論が勝ちました。彼女は保釈されオープンカーのタクシーで帰宅します。カンツォーネって詩ではなくて手紙の要素もあったのですね。生き生きした女性像がとても魅力的でした。第2話はワークホリックのご主人を持つ奥様が浮気をしようと車を運転させた男が小型車しか載ったことがなく、道の真ん中で花売りをしている男の子を避けたところ運転を誤り車をぶつけてしまう。事故後の対応に頭に来て後続車の紳士に頼みなんとその車で奥様は帰ってしまいました。残された彼でしたが彼女の引いてしまえば良かったのよとかいう発言にはびっくりさせられると共にいくら階級社会であろうとも1人1人の命の重さに変わりはないと思っていただきたいしそういう人間でいたいなと思いました。
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